犬が飼い主の後をついてくるのはなぜ?トリマーが考える5つの理由

トイレに行けばついてくる。

キッチンに立てばついてくる。

洗濯物を取りに行くだけでも、気づけば後ろに愛犬がいる。

「うちの子、ストーカーみたいなんです。」

そんな話を飼い主さんから聞くことがあります。

もちろん、それだけ飼い主さんのことが大好きという気持ちもあるでしょう。

でも私は、それだけではないと思っています。

今日は、犬が飼い主さんの後をついてくる理由について、トリマーとして感じていることをお話しします。

目次

理由① 飼い主さんの近くにいると安心できるから

犬にとって飼い主さんは、一番安心できる存在です。

だから見える場所にいてほしい。

近くにいてほしい。

そんな気持ちで後をついてくる子はたくさんいます。

これは、とても自然な行動です。

理由② 「何か楽しいことが始まるかも」と期待している

ソファで寝ていたのに、

飼い主さんが立ち上がると一緒に起きる。

そんな姿を見たことはありませんか?

「散歩かな?」

「遊ぶのかな?」

「ご飯かな?」

犬は毎日の暮らしの中で、飼い主さんの行動をよく見ています。

後をついていくのは、楽しいことへの期待なのかもしれません。

理由③ 何か伝えたいことがある

犬は言葉を話せません。

だから行動で伝えます。

「暇だよ。」

「遊ぼう。」

「外へ行きたい。」

「なにかくれるかな。」

そんな気持ちを、後をついて歩くことで伝えている子もいるように感じます。

理由④ 習慣になっている

毎日一緒に過ごしていると、

「飼い主さんが動いたら自分も動く。」

それが当たり前になります。

特別な理由があるというより、一緒に行動することが生活の一部になっている犬もいます。

理由⑤ 依存していることもある

ここだけは少し気をつけて見てあげてほしいところです。

例えば、

飼い主さんがいないと吠え続ける。

飼い主さん以外の人には唸る。

落ち着かない。不安。

そんな様子がある場合は、「大好き」という気持ちだけではなく、少し依存が強くなっている可能性もあります。

依存は、犬自身が安心できる世界を狭くしてしまうことがあります。

だから私は、「ずっと一緒にいること」よりも、「離れていても安心できること」を少しずつ教えてあげることが大切だと思っています。

ストーカー犬にしないために大切なこと

犬が後をついてくること自体は、悪いことではありません。

無理にやめさせる必要もありません。

でも、犬の世界が飼い主さんだけになってしまうのは少し心配です。

散歩でいろいろなにおいを嗅ぐ。

誰とでも遊ぶ。

一人でのんびり休む時間もある。

そんなふうに、「安心できる場所」を少しずつ増やしてあげることが、心の安定につながります。

今日のおうちチェック

今日、愛犬は何回あなたの後をついてきましたか?

その時の表情はどうでしたか?

楽しそうでしたか?

何か伝えたそうでしたか?

それとも、不安そうでしたか?

行動だけを見るのではなく、その時の気持ちまで想像してみてください。

犬は、「近くにいたい」と伝えています

犬が飼い主さんの後をついてくる理由は、一つではありません。

安心したい。

一緒にいたい。

何か楽しいことが始まると思っている。

伝えたいことがある。

その子によって理由は違います。

だから私は、「ストーカー犬」と笑って終わるのではなく、

「この子は今、何を伝えたいんだろう。」

と考えてあげてほしいのです。

犬にとって本当に大切なのは、ずっと一緒にいることではありません。

「離れていても大丈夫。」

そう思える安心を育ててあげること。

それも、飼い主さんから愛犬への大切なプレゼントなのだと、私は思っています。

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この記事を書いた人

*トリマー歴10数年。自宅開業し6年、”いぬ愛”が止まらなく犬の健康のため東洋医学の資格取得。
*プライベートでは4児のママ。健康や生き方マニア。家庭菜園も趣味。
トリミング、犬との暮らし方、薬膳、子供、マインド、自然

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