犬の身体が硬いのは年齢のせい?トリマーとして感じる「体の緊張」と暮らしの関係

「最近、体が硬くなった気がする。」

シニア犬になると、そんな変化を感じる飼い主さんも多いと思います。

もちろん、年齢を重ねることで筋肉や関節の柔軟性が変化することはあります。

でも、11年以上トリマーとしてたくさんの犬に触れてきた私は、

「年齢が理由ではない体の硬さ」

を感じることがあります。

目次

若いのに身体が硬い子もいます

私がトリミングで体に触れていると、

「まだ若いのに、全身に力が入っているな」

と感じる子がいます。

反対に、シニア犬でも体に余計な力が入らず、とてもリラックスしてトリミングを受けてくれる子もいます。

だから私は、「体が硬い=年齢だけが原因」とは考えなくなりました。

私が共通して感じること

これはあくまで、トリマーとして多くの犬と接してきた中で感じていることです。

体が硬いと感じる子には、

・周りをいつも警戒しているように見える

・抱っこをされることに強い抵抗がある

・仰向けの姿勢を怖がる

・よく吠える

そんな様子が見られることがあります。

もちろん、すべての犬に当てはまるわけではありません。

痛みや病気が隠れている場合もありますし、その子の性格やこれまでの経験が影響していることもあるでしょう。

だからこそ、「怖がりだから」で終わらせず、「何か理由があるのかな」と考えることも大切だと思っています。

身体の緊張は、毎日の暮らしとも関係するかもしれません

犬は私たちよりもずっと環境の変化に敏感です。

生活リズムや運動量、安心して眠れる時間、ストレスの感じ方など、さまざまなことが心と体に影響します。

私は、犬が犬らしく過ごせる時間が増えるほど、体の力も抜けやすくなるのではないかと感じています。

土の上を歩くこと。

夢中で匂いを嗅ぐこと。

安心できる家族とゆっくり過ごすこと。

ぐっすり眠ること。

特別なことではなく、そんな毎日の積み重ねが、心にも体にも大切なのかもしれません。

「触れる」ことで気づける変化があります

トリミングは、全身に触れる数少ない時間です。

だからこそ、小さな体の変化に気づけることがあります。

「今日はいつもより肩に力が入っているな。」

「後ろ足が少し動かしにくそうだな。」

そんな気づきが、飼い主さんと愛犬の健康について話すきっかけになることもあります。

普段ご家庭でも、優しく体をなでながら、

「今日はいつもと違うところはないかな?」

と触れてみてください。

毎日触れている飼い主さんだからこそ気づける変化も、きっとあるはずです。

最後に

身体の硬さには、加齢だけでなく、関節や筋肉、神経の病気、痛みなど、さまざまな原因が考えられます。

急に歩き方が変わったり、痛がる様子があったりする場合は、自己判断せず、早めに獣医師へ相談してください。

そのうえで、私は毎日の暮らしも大切にしてほしいと思っています。

犬が安心して眠り、のんびり歩き、好きな匂いを嗅いで、心からリラックスできる時間。

そんな何気ない毎日が、犬の心と体の健康につながっていくと、私は信じています。

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この記事を書いた人

*トリマー歴10数年。自宅開業し6年、”いぬ愛”が止まらなく犬の健康のため東洋医学の資格取得。
*プライベートでは4児のママ。健康や生き方マニア。家庭菜園も趣味。
トリミング、犬との暮らし方、薬膳、子供、マインド、自然

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