興奮しやすい犬は性格じゃない?トリマーとして感じた「犬らしく暮らす」ということ

「うちの子は興奮しやすい性格なんです。」

トリマーとしてたくさんの犬と出会ってきた中で、飼い主さんからよく聞く言葉です。

もちろん、生まれ持った性格はあります。

元気いっぱいな子、慎重な子、人が大好きな子。

どれもその子らしい個性です。

でも、11年以上たくさんの犬と接してきた私は、あることを感じるようになりました。

「性格」だけでは説明できない子がいる。

例えば、お家ではインターホンや物音に敏感でよく吠える子。

お散歩では周りが気になって落ち着かない子。

そんな子でも、トリミングが始まると、途中で眠ってしまうことがあります。

逆に、お家では穏やかなのに、慣れない場所では緊張してしまう子もいます。

犬は環境によって、見せる姿が大きく変わる動物です。

だから私は、「興奮しやすい性格だから」と決めつける前に、

「この子は、どんな毎日を過ごしているんだろう?」

と考えるようになりました。

目次

犬らしい時間は足りていますか?

犬は、本来とてもシンプルな生き物です。

歩いて、匂いを嗅いで、ごはんを食べて、安心して眠る。

当たり前のように思える毎日の積み重ねが、心と体に大きく関わっているのではないかと、私は感じています。

散歩が「歩くだけ」になっていないかな。

ゆっくり匂いを嗅ぐ時間はあるかな。

安心してぐっすり眠れているかな。

家族とのんびり過ごす時間はあるかな。

そんな小さなことを見直すだけでも、犬の表情が変わることがあります。

自律神経も、その一つの視点

自律神経は、活動するときと休むときのバランスを保つために働いています。

もちろん、「興奮しやすい=自律神経が原因」と言えるわけではありません。

犬種や年齢、病気、環境など、さまざまな要因があります。

それでも、毎日の生活リズムや睡眠、運動、安心できる時間は、自律神経の働きにも関わる大切な要素だと考えられています。

だから私は、トリミングだけではなく、「暮らし」そのものを大切にしてほしいと思っています。

今日からできること

特別なことを始める必要はありません。

明日のお散歩で、いつもより少しだけ立ち止まって愛犬の好きなように匂いを嗅がせてあげる。

帰宅したら、一緒にのんびり過ごす時間をつくる。

そんな小さな積み重ねが、犬にとって安心できる毎日につながるのかもしれません。

犬も人も、肩の力を抜いて心地よく暮らせる毎日。

私は、それが健康への第一歩だと思っています。


※この記事は、トリマーとして多くの犬と接してきた経験や学びをもとに書いています。興奮しやすさにはさまざまな原因が考えられるため、気になる症状や急な変化がある場合は、獣医師にご相談ください。

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この記事を書いた人

*トリマー歴10数年。自宅開業し6年、”いぬ愛”が止まらなく犬の健康のため東洋医学の資格取得。
*プライベートでは4児のママ。健康や生き方マニア。家庭菜園も趣味。
トリミング、犬との暮らし方、薬膳、子供、マインド、自然

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